花子とアン(NHK　朝ドラ)

息子の歩君、亡くなってしまいました。

この当時の詳細な記録があるのかどうかわかりませんが、

私も同じように、医者から、最後に抱っこしてあげてください、と言われました。

同じように、亡くなった息子の傍に寄り添い、

同じように、お腹もすかず、眠くもならず、生きていたくなかった。

このドラマのせいで、気持ちがフラッシュバックします。

犬の散歩をしていると、1年前には工事中だった橋が開通し、工事中で通れなかった河川敷に新しい堤防が出来ています。

腰痛がひどくて、ゆっくりゆっくり歩きながら、私と、お腹の中の子と、犬と、

いろんな風景を見て、感じていました。

一年後には、新しい橋を一緒に渡るのだろうと思っていました。

「あの頃に戻りたい」

と切なくなりました。

今、こうして、仕事も私生活もちょっと忙しく、ちょっと楽しく、私の時間は動き出している。

この日がくるのも3ヶ月前には考えられなかったのだ。

ダンナだけが、一人先に動き出してしまい、私は取り残されていたようだった。

今、私はプレゼントの人生を送っている。

ここから先、楽しい事がたくさん待っている。

素敵な人との出会いがたくさんある。

自分も成長する。

こぴっと、がんばれし。