14回目の移植 備忘録

Day14

タイトル通り14回目の移植。

採卵と同じW医師が担当してくれた。

10時30分に病院へ。

先に採卵、その後移植で、採卵の人数により移植の時間が前後する。

この日は人数多かったようで、大変待たされた…

途中、一人の患者さんが受付で怒っていた

事前予約の必要な医師を指名したのか、

「どうして予約時間に来ているのに何時間も待たされるの!?  この前も●時に来て診察したのは○○時、今日も…」

私は、

この手の病院はそれが当たり前なのよねぇ…。

と思いつつ、

確かに、今日なんかは、採卵も移植も人数は解っていて、経験則である程度読めるはずなんだから、一律でこんなに早くこさせなくてもいいのになぁ…とも考えた。

「申し訳ございません。」という受付の女子。あまり申し訳なさそうな顔ではない。

「あなたに謝られても仕方ないの!! システムがおかしいって言ってるの!!

最初、「あんなに声を上げてみっともないなぁ…。みんな忙しい中、我慢して待ってるのになぁ…」と思っていたが、

だんだん、応援する気持ちになってきた。

私はクレームを言わないで我慢してしまう事が多いが、だまったまんまじゃ、世の中変わらないものね。こういった苦言を言ってくれる人がいるから病院も動く、社会も動くのだ…。有難いと思う。

私の分まで怒ってくれて有り難うございます。←っていうか、自分もそう出来るようになりたい。出来れば、相手に嫌な印象を与えないようにクレームを言えるようになりたい。

12時30分頃、医師に呼ばれる。

「お取り置きしていた(^^) 13分割の卵はちゃんと戻って来ていますよ。」とW医師。

「ホルモン値は、、、あら?シールは今朝貼り替えましたか?」と聞かれて「はい」と答える。

具体的には聞いてないけど、あまり効果が出ていないよう。

エストラーナが4枚から5枚へ
ルティナスが3個から4個にUPした。

ルティナスはいっぺんに2個いれるとの事で驚くと、

「入ります!」と医師。

まぁ、入るだろうけどさぁ。

(やってみたところ、一日3回よりも2回になって、楽かもしれない。)

「お部屋に呼べるのが14時を過ぎてしまうので、お出かけなさってください」
との事。

また、お小水は1時間後にしてその後貯めておいてください。

と言われる。

その他にもW医師ならではの、緊張をほぐす面白い話を聞くことが出来たけど、それはまた次の機会に。

言われたとおり、外出。

いつもの神社で神頼みして近所のコンプレックスへ。どこかでお昼を食べようと、そぞろ歩くが、一人だとなかなか高いランチ代を出す気になれず、最近お気に入り、セブンイレブンの手包み特製豚まん
と、持参した魔法瓶のルイボスティーをベンチでいただいた。
http://mognavi.jp/food/916012

魔法瓶は、移植前後にお腹を温めておこうという、今回初の試み。

14時に戻り、30分くらい待って個室へ。

TVを付けるとMXTV。前の患者さん、レアなチャンネル見てたんだなぁ。

上沼恵美子の司会で面白くてケタケタ笑ってしまった。

怪傑えみちゃんねる
http://s.mxtv.jp/emi/

呼ばれたのは15時過ぎ。来院から4時間半経過。確かにシステムが悪い。

 

移植は、「あまりお小水貯まってないですね」と言われ、焦った。

以前、貯まって無くて、尿道から生理食塩水入れられた事があるから…(><)

「まぁ、なんとかなります。下から見ますから」とW医師。

ほ〜。助かった。

そういえば、移植の時、部屋の照明を消して、手元のライトだけでやっていた。

これって前からだっけ?

実は、以前T医師に、「ここの採卵は煌々とした照明の中でやるので恥ずかしいかった。他のところでは照明を落としたりする」と言ったことがある。

その時、T医師は「なるほど〜!」とうなずいていたけど、そういう声を拾ってくれたのかもしれない。

ここからが、結構待たされる。お腹からのエコーが見れないので下から、というのも含み、カテーテルの長さを測って挿入した状態を医師が抑えたまんま、看護師が培養室へ行き、培養士が卵を持ってくる。

たぶん、これが、卵の状態をキープするための手法なのだろう。ここはクレーム言わず、我慢我慢。

医師はカテーテルを抑えたまま、培養士が卵の管を通し、「プッシュプリーズ」という声でプッシュ。こちらには何の感覚もない。

ところでいつもの疑問、カテーテルの長さ「北里ロング2」。北里大学で作ってる、長いタイプの2番なんだろうか? 調べてみても解らない。誰か教えてください。

移植が終わり、管に卵が残ってないかをチェックし、ベッドに移されお部屋で15分休息。

そのまま帰宅となる。

渡されたART報告書を見ると、13分割G1 内膜17.9と書いてある。ここで分割が進んでいないのがとても気になる。いや、単に調べ直してないだけかもしれない。内膜が17.9と厚い事をラッキーとしよう。

 

 

■本日のお会計 181,400円
■今回の総計 721,860円

14回目の移植 備忘録” に対して2件のコメントがあります。

  1. がんばる嫁 より:

    しのぶさん
    こんにちは! いつも読んでくださって有り難うございます〜(^^)/
    エール、しっかり届きましたヨ! 
    実は、ET四日後の検査でホルモン値が上がっておらず、一気にテンションが下がり、諦めモードでした。
    ダメだったら、花見して〜お酒飲んで〜なんて、楽しみを探したりして。。
    応援してくれる人がいるのに私が諦めてはダメでしたね!? 申し訳ないm(><)m  グダグタな私ですが、また読みに来てくださいね〜

  2. しのぶ より:

    いつも拝見しております

    がんばる嫁さんに、どうかどうか今回の移植で
    元気なお子さんが授かりますよう、
    こころからエールを送ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

IVF+ET記録

前の記事

Day11 移植決定
IVF+ET記録

次の記事

子宮前屈と後屈