DAY3 卵胞の数
2月に入り、生理になった。
ちゃんと付けてないけど、32日周期だったかと思う。排卵痛のようなものが18日目にあったので、遅れるだろうと予測していた。
病院行くのをどうするか悩んだ。
引越、リフォームと散財続き。リフォームでは転職したばかりでリフォームローンが組めず、ダンナの親に借金をした。賃貸に出している元の家の借り主も決まっていない。
そんな中、一回60万円かかるIVF。一回分は…確かにある。
そのお金は、出産祝いやお香典でいただいたもので、ダンナが、「子供のために貰ったお金は何かのときにとっておこう。法事関係はオレがなんとかするから。」と仏壇貯金していたもの。引越の時、人の出入りが激しいので銀行に移していて、現物としては残っていないが、重みのあるお金。
以下自問自答。
「とりあえず、卵胞だけ見に行って、1個とか0個なら諦めればいいじゃない?」
「いんや、先生は『もう年齢的にこんなもんだから、とりあえず薬を使って増えたら良しって事でもいいんじゃないか』と言うだろう。そうしたら、やりたくなってしまうだろう。」
「今月は旅行もあるし、クルージングも、友人を招いてのパーティーもある、お酒呑めないのも辛い。安静にもしにくい。」
「そうね、じゃあ、やめようか」
と、こんなふうに答えが出た。
そして迎えたDAY1。カレンダーを見て「はっ」と思う。
2日後のDAY3にあたる日、元の家の床補修が一日入り、朝と夕、立ち会わなくてはならなかった。その間私はやる事もないから、暇つぶしに病院に行くのはどうだろう?
前置き、長くてごめんなさい。
そんなこんなで行く事にしました。
採血をしてエコー。
エコーは、私に「43歳で健康な赤ちゃんを産める可能性は大変低いです」と言った、O医師だ。
その時の暗い気持ちが蘇る。どうせ、また、「卵胞ありません」と言われるんだろう、いや、閉経した訳じゃないし、1個くらいはあるのかな?2個あったら、3個あったら御の字。
すると、
「左卵胞、4個。大小ありです。」
まぢ? また何かの間違い?
「右も4個です、終了です。」
はぁ〜!? は、はちこ? やっつ? 8
驚いて、涙が溢れた。
悩んだけど来て良かった、床の補修屋さん、今日にしてくれてありがとう。神様ありがとう。
妊娠したような喜び。
その後待つこと3時間。時間もあるので大好きなT医師を指名した。
「今回すごいですね。初回8つ見えていた事って、うちではないですよね!? ホルモン値もFSH6.5、E2 35すごくいいですよ。」と彼女も驚いている。
「あ、でも去年の4月に6個採卵出来た時も最初はそれくらいだったのかも」と私が言うと、カルテをごそごそして、
「この時は最初5個ですね。それで注射を最初から打って増えたみたいですね。」
見直すと、確かにそうだ。
この時、5個もあったので、医師と相談して最初からガンガン注射をしていった。そうして最終的に6個採卵出来たのだが、受精は4個、胚盤胞に育った物は0個という結果。
その後、よく考えたら、Kクリニックの時も注射ガンガンで8個採ったのが1つ3ccになったのだ。
私には、注射ガンガンは合わない。と思う。医者がなんと言おうと、ここまで来たら自分の経験値を元に良かった方法でやっていきたい。
という訳で、今回もセロフェンからスタート。DAY7に様子を見に行きます。
そうそう、今回は断酒もしています。がんばるぞ〜 おー
■本日のお会計 13,510円