戒名
子供二人の戒名をいただく事ができました。
4年前に流産し、その後遺骨を私の実家の墓に預かって貰っていたナナちゃん。(その時のblog)
そして4ヶ月前に小さく産まれて亡くなったジュン君。(その時のblog)
二人の姉弟が同じお墓に入るにあたり、お寺から、それぞれの戒名をいただく事になりました。
現代的な考えの住職さんによれば、
戒名は要らないと思えば要らないし、あなた方の心が平穏になるほうを選んで下さい。
との事でしたが、
親として何もプレゼントしてあげれなかった私は、人間界に居た証拠を残したく、いっぱしの戒名を付けたいと思ったのです。
二人の名前を一字とった、いい戒名をいただきました。
戒名を授かるにあたって、
石材屋さんから、その子の命日や、どうやって亡くなった、どんな子だった、などを教えて欲しいと言われ、
ジュン君の場合は、このblogに書いたような事をかいつまんで、
ナナちゃんの場合は、性別も解らないけど、女の子と思っており、ナナちゃんと呼んでいる旨をmailで送りまして、
石材屋さんは、素敵な言葉を送り返してくれました。
———–以下そのmail————–
おはようございます。
メールありがとうございました。
厳粛な気持ちで拝読致しました。
お子様方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
命の長い短いにかかわらず、その人の存在そのものが、どれほど大切なのか…
大切な存在を失った時に、人は悲しむのだと思います。
既に、●●さまは沢山の事に、気づかれていらっしゃるようですね。
まだお辛い事もお有りだと思いますが、ご主人をはじめご家族の皆様方の、
暖かい思いやりに支えられて、心癒されることをお祈り致します。
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墓石の話になりますが、販売業務である上、事務的に事を進めさせて頂くことも発生しておしまい、大変申し訳ない気持ちがございますが、何卒お許しくださいませ。
それから、昨日のご住職のお話をご納得して頂き、ありがとうございました。喋りすぎたとおっしゃっていましたが、とかく初対面でご面談ともなると、皆さん大変緊張されるので、それをほぐされようとする、ご住職の図らいでございます。
ご縁を頂いたことですので、これからは安心を得られるべく信仰心を、ゆっくりと育まれてください。私も非力ながら、できる限りお手伝いさせて頂きます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
—————ここまで—————-
担当がこの方だったから、こんな話も出来た。
出会えて良かった。本当に、有り難うございました。この縁は息子が築いた縁です。生涯大切にしていきたいと思っています。
下世話な話ですが、戒名料というのが発生しました。
サイトで調べると、相場30万〜とか…あるようですが、今回は子供の戒名なので比較的お安くしていただきました。1/3でした。このお寺には事務員さんがいて、その相場を教えてくれるので、明朗で良かったです。
「お気持ち」と言われると困ってしまうからね。