男性不妊クリニックへ(4)

前回のつづき。

2週間後、高精度精子検査の結果を聞きに行ってきた。

その2週間、私達は真面目に夫婦生活もし、(^^; 病院で買ったサプリをダンナは飲んでいた。

前回の医師は感じが良かったので、出来ればその方から結果を聞きたかったが、残念ながら、我々との都合が合わず、違う医師から話を聞く。

まずは通常、IVFの時にもやっている精子濃度や運動率の結果

【精製前】
精液量:1.99 ml
濃度 :26.22 x106/ml
精子数:52.17 x106/射精量
運動率:52%
【精製後】

精液量:0.10 ml
濃度 :27.96 x106/ml
精子数:2.79 x106/射精量
運動率:76%

↑まぁまぁの数値らしい。

そして、

DNA2重鎖切断陰性率(DNAが損傷してないもの)

【精製前】43%  【精製後】74%

↑通常精製後で60〜90%ととの事です。問題無いとの事。

耐凍性検査 (精子の凍結に耐えられるか)

解凍後9%の運動静止を確認

↑これは20%くらい動いていたほうが良いが、精子の数は多いので、顕微などすれば大丈夫なレベルだそう。

頭部形態/先体局在

これが説明がよく解らなかったのですが、精子の先端部分が変形せずに存在してるという意味かと思います。41%で、これも50%あればOKとのことですので、そんなに悪くはない数値だそう。

ミトコンドリア指標とした中片部形態

75%が良好。 これは精子のエンジン部分となる精子の首の部分の形態。70%でいいところ、75%だから、いい数値。

…と、そんなワケでして、医師曰く「うちで精製した精子をクリニックに持ち込んでIVFすれば、妊娠出来る数値」

とのこと。

そっかぁ。ダンナ側の精子のせいってのは無かったワケか。

もちろん良かったんだけど、結局私のせいなんだと再認識させられ、複雑かも。

えっと、それで、今後なんですが、

このメンズクリニック(Mクリニックとします)と提携しているレディースクリニック(Lクリニックとします)に私が通い、IVFの日にダンナがMクリニックで採精し、それをLクリニックに届けるとのですって。もちろん、今まで通っていたS病院でもいいんだけど、「あそこなんかは精製は自分達でやりますって言うだろう。」と医師。

Lクリニックへの紹介状を書いていただく事になった。まさかまさかの転院。

受付の男性が「Lクリニックとウチはすごく密に遣り取りしていて、成功する可能性も非常に高いので良いと思います。」と言う。

非常に高い」という言葉……。ひさびさにグっと心をえぐられました。

しかし、Lクリニックは初診の予約とりにくく、2-3ヶ月待ちなのだそう。聞いた電話番号にかけると、本当に10月しか予約とれなかったよ。

ま、もうダメでモトモト。楽しみながらやってみます。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です