採卵3日後
採卵から3日、病院へ。
5つの卵の経過報告。そして、移植する…かもしれない日。
採血はなく、エコー。内膜は10ミリあり移植に問題ない。卵巣は少し腫れていて、腹水少しと言われた。
しかし、週末旅行なのと新しい仕事も入り、スケジュールが厳しい。
医師に移植を勧められたらどうしよう?
と、考えていると、名前をよばれた。
あれ? 普段、医師に呼ばれる場合、放送で番号なんだけどなぁ? と、声の方を見るとT医師が立っていた。
どうやら、部屋がないらしく、いつもナースに説明を聞くデスクに通された。
医師は大抵座っている姿なので、T医師の歩いている全身像を見るのは新鮮である。
すらっと背が高く、ロングヘアは手入れされて美しい。しばし見とれる。
『まず、卵の結果なんですが』
と、印刷された写真を出す。
『これとこれ、2個がいい卵です。』
と指さした先には、10分割G1, 7分割G1 とある。その他、2分割G2、6分割G3、7分割G3。
Day3
やたっ!
前回、7分割G2と2分割G4
前々回、6分割G2、9分割G2、7分割G2
その前、6分割G4、10分割G3、7分割G3、4分割G1
その前、9分割G4、6分割G4、8分割G1
おっ、3日後で6分割以上G1をいただいたのは2014年2月。
丁度1年ぶりだ。やはり今回は調子が良い。
「それで、卵巣はちょっと腫れているけど内膜はいいので今日移植してもOKなんですが。」とT医師に言われ、
「スケジュール的には厳しくて」と返すと、「無理に戻さなくていいんですよ。じゃあ凍結にしましょう」と即決。
次は、胚盤胞を目指すか否かの選択。
悩む。。
胚盤胞が着床率が良いのは確かだが、それはその卵が胚盤胞まで成長出来る強い卵だったからだ。
その卵をDAY3で戻していても着床はするはず、と、今では思っている。
「あのぉ、この2つの卵が仮に胚盤胞まで育つ力のある子だとしますと、それを5日培養すると3日より付加がかかりますか?」
と聞いてみた。
「そんな事はありません」と医師。
うーーん、付加が掛かると言われた方が決めやすいのになぁ〜。
でも、でも、胚盤胞になったかならないか、緊張しながら過ごすのは嫌だし、
全滅したところで、もうIVFをするお金もないから、楽しみを先に延ばしてしまお。と、
「両方(3日後で)凍結します!」と言った。残り3つは培養を続け凍結出来る胚盤胞に育てば凍結する。
ああ、神様、どうか私の決断が吉とでますよう。
あの子達をお見守り下さい。
■本日のお会計 4,580円
■今回の総計 431,690円