縁を切りました(長文)
友人Nさんと縁を切りました。
彼女、以前、うちのダンナ含め3人で飲んだとき、ダンナが失礼なことを言い、怒って「もう二度とお会いすることはないでしょう」と言い放ち帰ってしまった人。
私から謝罪をし、スルーされ1年以上会わなかったのに、その後妊娠中に仕事を頼まれ復縁。子供が亡くなった時もすごく悲しんでくれ、良い人です。
私とダンナを巡り合わせた人でもあります。
昨日、彼女からの誘いで飲みに行き、
一軒目はすごく楽しく飲んで、じゃあ二軒目〜ってなり、感じのよいビストロのカウンターに座り、「またビールで仕切り直し〜」なんて始まりました。
結局ビール一杯しか飲まなかったので、1時間もいなかったと思うんだけど、
そのうち共通の友人Mちゃんの事を話始めたんですね。Mちゃんちは小型犬を2頭飼っていて、母子なんですが、子のほうに最近子供が3頭産まれました。
小さいうちに見に行こうね〜と話をしていたのですが、
- ブリーダーでもないのに何故あんなに犬を産ませるのか?
- 結局旦那さんが犬好きだから、世話するのは彼女なのに産ませたんじゃないのか?
と考えてもしょうもない事を、さも問題なように言うので、
「犬を産ませて1頭手元に置いて他はあげたりするの、普通だよ。」と返しました。
どうやら、Mちゃんの旦那さんをよく思っていない様子です。
Mちゃん旦那さんは「女性は家にいろ」って感じの亭主関白で、そのことについてMちゃんはたまにSNSで愚痴っています。
それを心配しているのだそうです。
しかし、このご夫婦も不妊治療していて、一度別居して復縁したくらいなのだから気は合うのでしょう。夫婦の事など二人にしか解りっこない。
と私は思っているのでそう言いました。
さらに、Mちゃん宅に遊びに行った時、帰宅した旦那さんが挨拶だけして部屋に行ってしまった事について「普通同席するでしょ〜?」と言います。
そうでしょうか?
私のダンナは飲む人なので同席しますが、Mちゃんの旦那さんは普段飲まないそうなので、ごくごく普通の男性の態度かな?と思うのです。
そうやって何度か意見していたら、
「さっきからあなたは反論ばかり。なんか今日おかしいよ?どうしちゃったの? 何なのこの格差! 考え方の違い!」
おかしくないよ、違う人間だもん、考え方も違うんだよ。
と言うと、
「あ〜めんどくさい! もういいや、帰ろう」
と言うので、
ほんとはまだ飲みたかったけど、これじゃ話にならないから、お会計をお願いしました。
「はぁ!? 逃げるの? 何それ? そういうとこ、旦那さんソックリだよね〜(←意味不明)」
今、Nさんが帰るって言ったんだよ…
という言葉は打ち消され、
「本当にどうしちゃったの?大丈夫?変だよ?」とこっちがおかしいのだという事を大声で主張。
私は人の目もあるし、お洒落なお店だし、恥ずかしくて、
「そんな風にここで責められると私は困るわ…」と言いながら泣きそうになってしまった。
お金、置いて、帰って来ちゃった。1万円は高くついたなぁ。
怒るというより残念で呆れていた。
これまで気を遣って付き合ってきたのを、もう止めようと決心がついた。
帰宅後、電話を見ると着信1件、ライン2件。
ラインには「しばらくぶりにあったのに気分を悪くしてしまってごめん。旦那さんの事引き合いに出したりして悪かったね。」「返事はいりません」とある。
冷静に考えて返事しよう。
私は彼女と切れても良いと思っている。しかし、このままいつものように水に流したら、また縁は続く。もうあんな思いはしたくない。←酒を飲まなきゃいいだけなんだけどさ。
と思い、翌朝返信をした。
「昨日の事はMちゃんの旦那さんの事で意見が割れたのが原因だと思います。Nさんは私が変だ、旦那にソックリと言っていましたが、サッパリ意味が解りませんでした。でも私達夫婦を悪く言っているのだとは思いました。あなたの攻撃的なところはお父さんソックリなんて言われたらどう思いますか? (彼女のお父さんは暴力をふるう人だったらしい) 私はお父さんもMちゃんの旦那さんもよく知らないので想像で物は言えません。昨日は何を言っても聞いて貰えず手に負えなかったので退散しました。」
しばらく返事なし。
怒ってスルーかな?
と思っていたら、(怒りの)返信が来た。
「私が酒癖が悪くて一方的に傷つけて責任があるって事でOKです。あなたは自分がふだんからどれだけ人を傷つけているかご存じないようですね。酒の席のことをわざわざ長文で書いて来て、いかに自分が正しいかと正論を説く、、言われた方はどんな気持ちか。私ならばそんな酷いこと絶対に出来ません。私がそんなに酒癖が悪いと言うのならばお付き合い頂かなくて結構です。」
こう来るかな?とは想像したけど思ったより長文で辛辣。
私ならば反省しちゃうんだけど、やっぱ強い人。
不思議とショックはなく向こうから別れを切り出してくれた事に安堵した。
そしてお別れの言葉を送った。
解りました。いままでありがとう。元気で仕事に恋に頑張ってください。さようなら。
本心です。
会いたくないだけで、頭良いし、楽しいし、世話になったし、大切な人なんです。
ごきげんよう、さようなら。
追記:翌日、彼女のSNSのタイトル写真が例の映画の泣いたドラえもんになっていた。