改めて結果発表
さて、、改めて14回目のIVFの結果を記しておきます。
今回は6つの卵が採れ、4つの受精卵となり、その中で胚盤胞まで行くものがあれば凍結し、次周期以降に移植するというお話で進めていました。
で、凍結出来たかどうか…話を聞きに病院に行きました。
通されたお部屋は、IVFを行ってくれたT医師。
悪い結果なのだろうな……って、もう聞く前から解りますよね〜。
モニタと書類を見て、重い調子で「…今回の結果なんですが…」と切り出されます。
6日目まで育てたところ、4CCの胚盤胞が1つ。これは凍結するレベルに達していませんでした。
今回、全体的に卵のグレードが悪かったようです。
Day3
Day3の時点で 6分割Gread4、10分割Gread3、7分割Gread3、4分割Gread1 と、見た目にもフラグメントが多い卵です。これでは3日目に移植もお勧め出来なかったかも…との事。
Day5
Day5の時点では4分割Gread1だった1つが初期胚盤胞に。他は発育停止となっています。
Day6
Day6では発育停止だった1つ(3日目で7分割のもの)が復活し、拡張胚盤胞(4CC)へ。逆に前日の初期胚盤胞が発育停止となっていました。写真で見る限り、もう1つ、胚盤胞っぽい形になっているものもあります。
この病院ではこれまで4回採卵して
3日目の時点でGread1や2の良好胚に育っていたものが今回は無かった。
「私も今回は期待出来ると思っていたので残念です。今回は誘発をきつくしたのが悪くでたのかもしれないし、単に年齢が重なっているから良好胚が出る頻度が少ないのかもしれない。でも薬を強くしたから数は採れた訳だし…、今後の方針を医師の間でも話し合ってみるので、また、お話だけ聞きに来て貰えますか?」
と言われる。
そうだ、今回と1〜3回目の差…。薬を強くしたんだった。
これまではDay2(or3)からセロフェン2錠x5日間、その後ゴナピュールとガニレストで採卵だったのが、
Day2からゴナピュールを毎日注射していた。
↓今回(4回目)↓
Day2,3,4,5 ゴナピュール300
Day6,7,8ゴナピュール225
Day9 フェリング300
Day10 フェリング300+ガニレスト
Day11 フェリング500+hCG
Day13 IVF
↓3回目↓
Day3,4,6,7,8 セロフェン2錠/日
Day8,9 ゴナピュール225
Day10 ボルタレン坐薬,hCG
Day11 ボルタレン坐薬
Day12 IVF
↓2回目↓
Day2,3,4,6,7 セロフェン2錠/日
Day7,8 ゴナピュール225
Day9,10 フェリング225+ガニレスト
Day10 hCG
Day12 IVF
↓1回目↓
Day3,4,5,6,7 セロフェン2錠/日
Day8,9,10 ゴナピュール225
Day10 ボルタレン坐薬,hCG
Day11 ボルタレン坐薬
Day12 IVF
そういえば、以前、5回目のIVFの時だけど、ガンガンに誘発した結果、8つの卵は3CCの胚盤胞と初期胚盤胞した残らなかった。その時の医師も「薬が強すぎたのかも。次は緩くしてみましょう」と言った。
弱すぎてもダメ、強すぎてもダメ。良い卵に辿り着くのは大変ですね。
T医師、今回20分くらいは時間とって、じっくりお話をしてくれました。
実は、今回ダメなら諦めるという意志を持っていたので、それをいつ切り出そうか…と思っていたのです。
でも「なんとか解決したいんですよね」
とT医師が発した言葉を聞いて、決心は簡単に揺らいでしまいました。
こうやって、医師が私の治療に積極的な態度をとってくれるというのは、本当に有難いです。
↑ ま、冷静に考えれば、お金払うのはコッチだし、医師は解決すべく努力するのが当然なんだけど、
なかなかそういう対応をしてくれるお医者さんはいないのですよね〜
ダンナにこの報告をすると、彼もかなりショックだったようですが、
私が「次の方針を聞きに行く」という話をしたら喜んでくれ、「オレも会社休んで行く。」と言ってくれました。
そのお話について、またご報告しますね〜。