11年前のエイプリルフール
11年前の今日、2005年のエイプリルフールは、最初の子宮外妊娠の手術の日。
イコール我が家の最初の子の命日。
あの頃の私に、今の状況を伝えたら、驚くだろうなぁとよく思う。
最近仲の良い年配の男性が、ハンディキャップの話をしていた。
順風満帆な人生を送って来たかに見える彼には、身体的なハンディキャップがあるとのこと。いじめ、差別を受けて育ったそうだ。
もう見慣れてしまったが、そういえば、最初の頃、そんな感じの口元だなぁと感じた。
wikiにある写真を見てもわかるように、小さい頃に手術をしてしまえば大人になると殆ど解らないが…
60年前はそんなに医療も発展していなくて、麻酔の技術も発展していなくて、
なんと無麻酔で1歳までに2回手術をしたのだそう…。
未だトラウマはあり、白衣の人を見ると怖いと言っていた。
また、この病気は子に遺伝もするらしく、最初に結婚したいと思った女性は、それを告げると結婚を断ってきたそうだ。
現在の奥様は、「いいよ」と言ってくれた、感謝している、と。
結果二人居るお子様には遺伝はしていなかった。
ハンディキャップについては乙武君の話も出た。
四肢がないのに、あのパワーはすごい。大学を出て、家庭を持ち、本を出し、教員になり、浮気も出来、議員にもなろうとする勢い。
今回のゴシップは、政界に出ようとする彼をつぶそうとする政治的な動きがあったのだと思う。汚い。弱い立場を知る強い人。これからも応援していきます。