ダンナと喧嘩
DAY 26 体温36.52
今度はダンナのグチ…すいません
うちのダンナは物を買うのが好き。
家に定期的にお給料を入れていないので、彼には自由になるお金がたくさんあるのだろう、食材を中心にいろんなものを買ってくる。
昨日は、「今日仕事で中華街に行ったんで、これ買ってきたの〜。」
と、塊のザーサイ、お得サイズのメンマ、粉末のオイスターソースを得意げに見せる。
…ぶちっ
と私の中で何かが切れた。
塊のザーサイの悪夢
2年前、「絶対食べるから」と言い買わせたが、食べずに真空パックのまま賞味期限が切れてカビが生えたので私が捨てた。
その前も、塩気が濃すぎて水にさらし、冷蔵庫の中で数ヶ月放置してあったので捨てた。
お徳用のメンマは初めてかもしれないが、
春に行ったダンナのオジサンのところの筍掘りで、食べきれない量の筍を貰い、冷凍保存したが、冷凍庫がそれでふさがってしまったので、メンマに加工、私はしばらく食べ続けたが、それも時間が経って捨てた。
オイスターソースの悪夢
つい先日、百円均一で買ってきていた。
それを指摘すると、「だってあれは開けたらすぐ腐るんだよ」と言うが、まだ開けていない。何年か前に賞味期限切れのオイスターソースで食中毒患者が出たのを気にしているらしい。
「だって、うちはそんなにオイスターソース使わないのよ!?」
と言うと、「だから粉末にした」と言い返す。
結局のところ、彼は買うだけで満足し、料理をしない。
私が我慢して安いオリーブオイルやごま油を買って、欲しい物を我慢しているのに、余計な腐らせる食材ばかりを増やし、私が片付けてしまうから、彼の記憶から削除されてしまうのだ。
じゃあ、出しっ放しに陳列しとけってか!? ふざけんな!!! あったまくる。
頭の中では激高していたが、私はガガーっと怒ると、もう我を忘れてしまうので、寝室にこもった。
しばらくすると、「寝たの?」とダンナ。
「起きてる」と答えると、
「ごめんよ〜。なんでそんな怒るんだよ。」
謝りながら、こちらに非が有るような言い方がダンナの母にそっくりで再燃
「その言い方が嫌!!」と怒ると、
「サンマ焼いてくれないの?」と来た。
アホ??通じてない??
…いやいや、ヤツがアホなのは解っていた事じゃないか。そんなだから扱いやすいところもあるじゃないか…
と、少し心が緩んだ。
このままではサンマが無駄になってしまう。
北海道の生サンマで醤油1、酒1、みりん1、生姜1に漬けておいたのだ。非常に美味しいのではまっているの。それを彼が帰ったら焼くつもりでキッチンに出しっぱなしにしておいた。
仕方なく私は起き上がってサンマを焼くことにした。
ダイニングに戻るとダンナはザーサイを切っていて「やはり塩辛いから塩を抜かないと食べれない」と言う。
それでまた切れた。
私は保存食品がたくさん入っている引き出しを開けて1つ1つ出して見せた。
ラーメン19個 カップ麺4個 イナバのタイカレー缶9個 その他缶詰瓶詰めたくさん レトルトカレー10袋 レトルトパスタソース5袋
調味料にしたって、エスニックの何に使うか解らないものを買ってきて、開封しないまま終わった事が何度もある。
中味を捨てて、洗って分別して捨てるのは私。悲しくなる。
書いていたら思い出したが、彼の母も大量に物をくれるのだ。JAの付き合いで買わないといけないらしく、お米や味噌、乾麺、ジュースなどをよこしてくる。
お米はまだいいが、お味噌はしばらく置くと味が落ちるから大量に貰うと困る。乾麺も段ボール二箱は我が家では消費に3年かかる。JAの缶ジュースは甘くて飲まないので本当に嫌がらせのようで…
遺伝かなぁ。
イライラしたので、
「これ、全部自分でしまって何があるか把握しなさい!!」
焦げたサンマを出して、また寝室に向かった。