前回の続きです

元ダンナにこの事を伝えたい……

何度か連絡しようと思いましたが、その都度悩みました。

元ダンナとは別れてからも仲が良く、度々飲みに行ったのです。仕事を依頼された事もあり、彼の会社にも出向きました。もしかすると性格的には今のダンナよりも合うのかもしれません。

でも、その後お互い再婚し、その友達付き合いを止めようと連絡を絶ちました。

それから何年だろう…？5年くらいかな？　携帯も会社も家も変わっているかもしれません。

思い切って、彼の会社に「まだここに勤めてますか？相談があるのです。」と、メールを出してみました。

すると「久しぶりだね。まだ勤めてます。相談とはなんでしょう？夜でよければ電話しますが」と返事。

夜はダンナがいるし、電話でうまく話せるか解らないので、メールを書きました。

妹の夢、母の行動、子供に対して命日にはそちらも祈ってあげて欲しいという願い。

 

すると、こんな内容の返事が届きました。

 
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自分にとっては永遠の疑問であろうそういう世界があることが前提として、
もし、あの子が、安らぐ場所がなくて彷徨っているのなら、なんて可哀想なことをしてしまったんだろうと改めて心が激しく痛む、
無責任な自分のせいで、その子をはじめ、☆ちゃん(私)にも、妹さんや☆ちゃんのおかあさんにも、いまだに辛い思いをさせてしまっている、、
大変申し訳ない。

そう、もう20年経つんだよね、
無責任な人間だけど、ときどきは思い出していた、そして簡単だけど祈っていた、
時が経つにつれ、その回数も徐々に減っていった、、
◎ちゃん(友達)からもらった冷酒のグラス（覚えてるかな？）で設けたお供え場所的なものも1年半前くらいに止めた、
自分には責任というか、後悔があり、その思いから逃れたくて敢えて忘れようとしてしまった、

だから話を聞いて、なんとなく思いあたって、涙が溢れた、、、
絶対そういうの信じないはずなんだけど、、

いろいろ悩ませてしまって言いづらいことを言わせてしまって本当にごめん、
また、伝えてくれてありがとう、
徐々に記憶から消そうとしていた自分でしたが、愚かなことだと気付かせてくれました。
ただでさえ知ってる人少ないのに、親が忘れてしまっては可哀想すぎるよね。

☆ちゃんに、いろいろな不幸があるとの件が気になりますが、、
ただ原因がその子にあるなんて思わないでほしい（☆ちゃんは思ってないと思いますが）、
勝手な思い込みだけど、不幸なことを起こす子ではないと信じてる、
自分にもいろいろあったとき、そういう風に思ってしまいましたが、
不幸なことがあると結びつけてしまうのはその子に失礼なことなのだと思う、
そういうの関係なく、暖かい気持ちで祈りたい。

それでは、☆ちゃんも、お身体に気をつけて、元気に前向きに頑張ってください。

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そうか…。彼も私も、あの子の存在を一方的に断ち切ってしまったんだ。

瀬戸内寂聴さんが「人の縁というのは切ったと思っても一生切れません」とTVで話していたのを、ふと思い出す。

私と元ダンナ、そして二人の間に存在した子。死ぬまで縁は存在し、切れることはないのだ。

 

http://youtu.be/OqJdgCge0dY