エコー室の出来事

今の病院は、1つのエコー室の前に控え室が2つあり、
患者はそこで下着を脱いでなまえが呼ばれるのを待つ。
次の人が控えているから、診察する側は待つことがなく、効率が良いシステムだ。

しかし、この控え室。壁が薄くて前の診察の声が筒抜けなのだ。

ある日の控え室。
私の前は外国人で、医師は流暢とは言えない英語で話しかけてた。
「9eggs」
と聞こえる。
いいな〜いいな〜。まだ若いのかな?
私も初めて採卵したころ、10ヶとか言われてたな。それが普通だと思ってた、、もう一度言われたい言葉だわ〜。
なんて考えていた。

別の日、私の前の方は、陽性判定を得た、5週0日の方だった。
この日、胎嚢が確認出来ると良いが、内膜が厚く見えにくいらしい。
まだ確認できない、と言われている。
医師は、「今日の段階では見えない事もある、また来て見てみるしかない。
最終的に見えないとなれば、化学流産という事もありますが、今の段階で結論は出せないので。」
と言う。

「化学流産…」
そんな事言われたら不安でたまらないのに何故言うかなぁ?
彼女は、きっと、一週間、不安におののきながら過ごすのでしょう。
他人事とは思えず、私もヤキモキ。
来週、見えると良いな。。

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