(1)入院


しばらく書けなかった、早産と死別までの記録…

心も落ち着いて来ましたので、徐々に、書いてみようと思います。

入院中、ダンナが差し入れてくれたノートに書いたものを元にしています。

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【1日目】

2013.9.初め 4weekぶりで周産期検診(20週)だった。
この日は胎児スクリーニングといって、詳しく胎児のカラダをチェックする日でした。
私は胎動がイマイチつかめていなくて、ちゃんと生きていてくれるかすら心配していました。

エコーで見ると、赤ちゃんは生きているようでひとまず『ホっ』とする。
女性の医師が臓器を1つ1つcheckしていく。脳の中、目、鼻、口。『三ツ口ではない』と言われる。
あごのラインが…、ポコンと出ていて、なんとも私に似ているではないか…。いやダンナに似ているのかな?

結局『元気な赤ちゃん』といわれ、今度は担当医Kに回される。
18週くらいからお腹がパンパンに腫れたり、腰痛、頭痛が激しいと伝えたが、
血圧は正常で問題ないという。旅行にも行っていいと言われる。

そして、『20-23weekでクラミジアなんかの検査をやるので内診します』と言う。
しばらくぶりの内診。もうお腹のエコーしかないと思っていたから格好も油断していたなぁ…。

と、台にあがると、K医師の様子がおかしい。
何かもごもご言ってる。「出てきちゃってるな〜」と言っているのか?

とにかく、その瞬間は大事ではないと思っていた。

K医師からの話は衝撃的なものだった。

『子宮口が開き、中の胎胞(赤ちゃんを包んでいる袋)が、結構な勢いではみ出ている。これを“胎胞脱出”といいます。すぐ破水してもおかしくない状態です。がんばる嫁さんの場合、体質的に頸管が緩みやすい人なのだと思います。この症状を“子宮頸管無力症”といいます。』

“胎胞脱出”? “子宮頸管無力症”?

不妊治療については耳年増なワタシだが、妊娠についての知識がなく、
4年前の繫留流産の記憶が蘇る。とても恐ろしかった。

子宮頸管無力症(「切迫流産・切迫早産.com」へリンク)
http://seppaku.com/factor/muryokusy/

胎胞脱出

胎胞脱出:子宮の入口=子宮経管が開き、胎児の袋=胎胞が外に出ている状態。すぐに破水してもおかしくない。

とにかく、即入院せよとなり、家に帰ることもなくそのまま車椅子で病棟に運ばれる。

産科の病棟は妊婦さんがいっぱいだ。赤ちゃんの泣き声もする。
幸せムード満開 :flower: なのだ。

私は6人部屋に送り込まれた。
幸運にも窓際のベッドだけど、隣のビルと青空が少し見える程度。

ダンナが来て先生から改めて説明を聞く。

・お腹が張って胎胞が出ているので、とりあえずその張りを点滴で数日抑え膣内の洗浄を行う。
・張りがおさまったところで、飛び出たのを子宮の中にぐいぐい入れて子宮口を縛る手術をするのが常套手段だそうなんだが、手術中、破水してしまう可能性も高い。
・成功率は50%。
・手術をしても早産の可能性はとても高い。

手術は3日後に決まった。

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