虫の知らせ(1)
※虫の話です。嫌いな方閲覧注意(^^;
一周忌の時、
亡くなった仏からのメッセージに気づき、それを自分の成長に活かす。
というお話を住職から戴きました。
それを聞いた義母は、
「この前、同窓会でお友達とお食事会をしていたらね…。私の座っている席の目の前、お皿のところに、スーっと小さな蜘蛛が降りてきたの。それでびっくりしたんだけど、その時、『あっ! 今日ジュン君のお誕生日だった!』と思い出したのよ。知らせてくれたのかしらね〜」
と言っていました。
そういえば……。
今年は虫に縁のある年です。
春、筍の季節に買った、植木の山椒が、ある日、一日で丸坊主になってしまったので、びっくりして見ると、アゲハチョウの青虫の姿!! 知らなかったのですが、山椒はアゲハの幼虫の大好物なんですって。あの苦い葉っぱを食べて、鳥に喰われるのを防いでいるらしいです。
本来虫は大嫌いなのですが、こんな近くで青虫を見たこともなく、夫婦で、観察しよう! となり、急いで代わりの山椒を購入しに行きました。
が、春は出回る山椒が見つからず、柑橘系なら良いと言うので、柚の木と金柑の木を購入。
青虫は結局、そちらには移らず、サナギになったものの、豪雨に降られ、死んでしまったようです。
その後、生えてきた山椒や柚、金柑、我が家はアゲハの楽園のようです。
でも、サナギになる時に木から移動して姿を隠すので、孵化を見る事は出来ません。
ある日、羽根がうまく開かなかったアゲハがベランダに落ちていました。
黒い紙の燃えかすのような物体が落ちていて、「ゴミかな?」と思っていると、ワンコが真っ先に気づいて突いてしまい、ハタハタと動いたので蝶だと気がつきました。
皆、青虫までは順調に育ってくれるのに、サナギが孵らなかったり、羽根が開かなかったり…。
まるで不妊治療のようだね…。採卵出来ても、妊娠出来ても、うまく育たない。
それでもアゲハはハタハタと飛来しては卵を産んでいきます。
何世代目かの時、プランターの台の脚に綺麗なサナギがついているのを見つけました。
祈るような気持ちで毎日見ていまして、ある日、ふと気づくと、光に透けて、背中の部分に穴が空いているように見えました。
きっと、そのサナギはうまく羽ばたけたのだろうと思います。
さて、虫の話はまだまだ続きます。
すいませんがお付き合いください。
続きはまたm(^^)m