お母さんはすごいのだ
先日実家に帰ると、麻疹病み上がりの妹と母がいた。
母は隣町に物件を持っているのだが、
土地は借地で地主さんに地代を払っている。
数年前、前の地主さんが亡くなり、その息子(母いわく、「ダメ息子」)がそれを相続したそうだが、
税理士から預かった相続税分のお金8000万円を使ってしまったそうだ。
8000万も何に使ったのかと言えば、
愛人と子供がいて、家を買ってあげたという。
近所では、「あのダメ息子は子供が出来る訳がないから別の種の子供だ」という噂なのだそうだ。
何故、「相続税が8000万」で、それを「息子が使い込ん」で、「愛人と子供」がいて、「家を買って」やって、「子供が出来る体ではない」……というプライベートな話が母の耳にまで届くのだろうか???
ダメ息子の親族がばらしたかな…?
話が尾ひれをつけて膨らんでいるような気もするが(^^;;
私としては、情報として「昔は出来るはずが無かった子供が、今は出来る時代なんだよ」と、ダイヤモンド☆ユカイさんの例をあげて母に説明した。
と、
ここまでは前置きで、
ダメ息子はお金を使い込んで、相続税が支払えないので、土地を売却し始めた。
母の持っている物件の土地も「買ってくれ」と言ってきたらしい。
幾らなのかまだ解らないし、信金に相談したら貸してくれると言ってるけど、頭金がいるのかどうか解らないのでなんとも言えないが、
「あなたの旦那さんのところでやってる社債って止められるのかしら?」と聞いて来た。
数年前、ダンナの会社で発売した外国社債を母が買っていて、その満期は来年末なのだけど、途中で解約したいというのだった。
それは問題ないので、そう伝えた。
しかし、70歳で新たにローンを組む母、貸す信金。すごいなぁ……と感心していると、
「お母さんね、もう一つ仕事増やそうかと思ってるの」ときた!!
え、え〜〜!!?
個人で損害保険の代理店をやっていて、その他、東北のボランティア(今月も3日間泊まりで行ってた)や、孫の面倒、いろんな会の役員を任され忙しく動いている。更に仕事増やすって……
この人、まじで、すごい。。。
なんだか、治療や息子の事を理由に仕事をしていない私と大違いで、喝を入れられたような気がしてしまった。
働こう。仕事なんかなんだっていい。
前向きになってきた私です。