自然流産 ~陣痛と破水~

2010年を迎えました。
本来なら、浮かれて飲んでいる私ですが、今年は違います。

なぜなら、一昨日流産したんです。

このblogをチェックしてくれている方(いるのか?)ならご存知のとおり、
私は胎児が残ったまま亡くなった稽留流産で、年明けに手術をして取り除く予定でした。先生の見立てでは、結構大きいから、自然に流れないだろう…と。

しかし、30日の事、朝目覚めるとお腹と胸が痛いのです。痛くて目覚めたのかもしれません。
私の仕事は休みで、旦那は半ドンで納会の予定でした。

起きてから、朝ごはんを作り、食べたんですが、痛みは立っていると酷く、ずっとソファに横になってました。出欠がちょっと不安だったから、ナプキンをつけました。

お昼ごろ、少し出血。しかし、先生には「少し出血くらいなら、連絡しなくっていい」と言われたし、もう病院は通常診察していないから、我慢してました。
一応、旦那が帰ってきて酔っ払ってると辛いので、「今日ずっとお腹痛い。出血もあった。あまり飲まないでね」とメール。すると、「今日は納会もなく終わるみたい。すぐ帰る。」との返事。こんなこと初めてで、ビックリですが、それだけ景気が悪いんでしょうね。。

旦那が帰ってきた頃、私は「これは、陣痛では??」と思っていました。こんなに長い間、どんな向きに体をかえても定期的に痛くなり、その頻度がどんどん短くなっているからです!!
しかし、もし陣痛じゃなくて、他の原因で、この痛みが続くのはもっとヤバイ!

ソファからベッドに移って寝ると、益々痛くなり、「病院に電話してみよう」と子機を手に電話。

電話をし、交換台に状況を伝えると「今産科の先生が手が話せないから、30分後に電話をしてください」といわれます。しかし、痛みはクライマックス。仕舞いに「うーうー、痛いー痛いー」と唸ってばかり。
旦那も焦ってきたようで、「30分待てない」と、20分後に電話。今度は、旦那が話してくれました。
産科の先生に代わっていただき、私が状況を説明。
「流産が進んでいるかもしれない。波があると思うので、痛み止めをもってたら飲んでいいので、小康状態のときに病院にこれますか?」と言われ電話を切ります。

しかし、小康状態などありませんでした。お腹にキュウという感覚があり、しばらくして、破水! 破水は、最初大量の出血だと思ってトイレにかけこんだら、血は殆どなかったので「破水だ!」と気づき、、

よいしょっと、便器に腰をかけたらニョロっと何か出てきました。
血の塊のようなものを想像していたのに、、それは小さな赤ちゃんでした。
亡くなっているとはいえ、便器に落としてしまった・・どうしよう!?

旦那に、「なにか、とるもの!オタマとか!?」って叫びながら、「なんで、自分の赤ちゃんを道具で取るんだろう?傷つけちゃうじゃないか!」と、思い直し、手を入れると、穴の奥に入ってしまって焦りました…

「おいで、おいで」と願って探ると、ふわっと手の中に入ってきたような…

ひとまず、手洗いで体を流し、その後ジップロックにいれました。

旦那に見せると、「わー。人間だ…」と。

確かに、よく見る四ヶ月の胎児の姿でした。後からまじまじ見ると、指もちゃんとあって、足もありました。この時点で、もう五体満足で素晴らしい我が子でした。記念に写真を撮って、ショップの袋にいれ、病院に向かいます。

お腹の痛みは破水と共に消え、歩けますが、まだ、定期的に痛くなり、ふらふら…。旦那がエレベーター内で、私の顔をまじまじとみて「すごい顔色悪い」といいました。

長い話なんで、また書きます。。

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