遺胎のひきとり お棺の準備

4日 翌日の火葬に向け、準備をする。

お棺の準備
お棺は、葬儀屋さんに頼むと最低でも45センチと大きい。「適当な紙の箱でいいと思いますよ」とのアドバイスがあり、結婚式の引き出物の入っていた、バー ニーズの箱を用意するも、他に良いものがあるかも・・と、ホームセンターを見に行く。旦那は仕事初めで居ないので、一人。

結局百円均一で、可愛い柄のダンボール箱を買ったけど、所詮ダンボールは安っぽくて、バーニーズでいこうと決める。

中に、保冷剤、新品の水色のタオル。を入れ、病院で旦那と待ち合わせる。

産科LDRで、名前を告げると看護師さんが丁寧にガーゼでくるまれた赤ちゃんをもってきてくれた。私が箱を開けてみせると、「あ、可愛い! よかったね〜。ベッドを持ってきてくれたよ」と、小さな赤ちゃんに話しかけてくれ、とてもありがたく感じた。

その足で、再度ホームセンターに寄り、お棺に入れる花を買う。
淡いピンクのスイートピー、ガーベラ、カーネイション。凧の飾りも。

家に帰ると、一旦発泡スチロールの箱に移し、保冷剤と乾燥を防ぐための水、カーネイション、私たちの写真を入れて、お線香をあげた。

母が泊まるというので迎えにいく。

翌朝、5時20分起床。
バーニーズの箱に、タオル、赤ちゃん、そして、いっぱいのお花でふわふわにして、写真と凧、おもちゃのお金、私が書いたメッセージカードをいれてお棺の蓋を閉じた。

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