月経周期5日目

最後に不妊治療らしき事をしたのは11月だっただろうか？　「かなり良い」グレードの胚盤胞移植が不作に終わり、医師の指示で2周期置いて2月に凍結胚移植をしようと思ったところ、卵胞の成長が見られず(排卵日が確認できず)に繰越し。

なんだか、その時点で私には「切り替え」が必要になった。
「子供が欲しい!」と神様に願っても、お金を使っても、良いといわれる事をしても、出来ないものは仕方がない。違う事に興味を移してみよう!　と現在エステに通ったり、ダイエット始めようとしたり、旅行いったりしています。

不妊治療をしていると、「NEXT」のアクションに進みにくい。

いつ起こるのか、一生起こらないのか解らない(妊娠という)出来事の為に、近未来の予定が立てられず、現状維持もしくは縮小という形をとってしまう。

私はこういう「どうせ××だから、××しない」という考えが嫌いで(そもそも自身にそういう傾向があるんだけど)、逆説的に大胆な行動を取ってしまいがちである。
卵管を温存しなかったのも不妊治療という先を見越した上での前向きな選択であったし、会社を作ったのも「どうせ子供が出来たらすぐ辞めなきゃいけないから」という理由で、結婚後職を持たず、いつまでも妊娠しない人たちを見ていたからだ。まさか、自分が本当に妊娠しないなんて思わなかったんだけど。。

しかし、時間が経つにつれ、自分のポジティブシンキングも難しい事になってきた。人間には「諦め」も必要ではないの？と思うようになってきた。

これは「逃げ」なのか、気持ちの整理がつかないのだけど、
「次もどうせダメなんだろう」って確信しちゃってる私たち夫婦がいて、以前のように治療に希望や楽しみを見出せない。不況のせいもあり、仕事も夫婦とも良い状況ではない。何か、私には「希望」が必要なのだ。

最近は「BARをやりたい」という夢ができてきた。資金が全然ないので、資金を溜めるところからだけど、デザイナーで一生食えると思えないし、もうちょっと違う生き方も体験してみたい。だって人生一度きりなんだもん!!!

で、思いきって、旦那に「私たち、二人きりでも楽しいんじゃない？」と言ってみた。
ダンナは、「うーん。まぁ、出来なければ・・だけど、今残っているのは(凍結胚あと2つ残っている)やってみようよ」と言われた。
そうね、それは残しておくのも心残りだもんね。

という事で、来月周期でもう一度トライしてみます。