カテゴリー別アーカイブ: 第16回 IVF + 第13回ET (陰性)

DAY29 ET11日後 判定


この日は朝から雨。病院で盗まれてもいいようにビニール傘を持って出た。

だめだろう、と予測していた。

生理前のようなもやもやもあったし、イライラもしていた。手足も冷えていたし胸も張らない。

その反面熱っぽさは続き、お風呂に入るとなんと乳汁。。

私はたまに乳汁出る事がありました。

これについては、「高プロラクチン」ぽく感じますが、数値はそうではなく、医師に相談すると「妊娠経験のある人にはよくある事」と言われていました。

でも、最近は出てなかったのです。。あれれ? 妊娠の初期症状で出るという話も聞きますし、確か私も以前妊娠した時そうだったような…。

かすかに期待。いや、期待はぐんぐん増して、いろんな妄想が頭の中に広がってきました。

採血の結果を待つ間、私は、来るべきハッピーニュースに対し、医師になんて答えよう。。とか、ダンナにはどう伝えよう?仕事先には?忘年会はどう断ろう。着付けもやめたほうがいいよね?引越の荷物も持たないほうが…

久々に頭フル回転。

 

そして、医師に呼ばれました。

数日前と同じ医師で、表情から結果が読み取れないし数値のデータも出してくれていないので、モニターを見ました。

すると、hcg=0.4

の文字が…。

これって…?

 

以下医師によれば、

0.4という数値は0ではないので、もしかすると着床したのかもしれません。または排卵誘発のhCGが残っているのかもしれません。しかし、我々はこの数値を「妊娠」とは呼びません。

 

だそうだ。

想像の中に無かった、中途半端な答えだった。

前回と同じ0.1以下というほうがまだスッキリした気がする。

16日前のhCGが残っているなんてのは、まず無いと思う。これまでここでの陰性判定は全て0.1以下だったのだ。

やはり、着床はしてくれていたのだ…。

 

医師は次回の話をした。

「1周期あけてもいいし、どうしても来月やりたいなら、それに向けて準備をしても良い。どうされたいですか?」

と。

私は、「次周期はやりません、来年…」と答えた。

 

というか、正直、お金が無かった。

お引っ越し、リフォーム、治療費。湯水のごとくお金は飛んでいく。

そして、本当言うと、もう治療には辟易してしまっていた。

惨めな気分の連続。次周期また来るなんて考えたくなかった。

 

ダンナも、だんだん私の訴えを聞いてくれるようになってきた。彼も金策が大変だし疲れてるんだろう。

でも「引越したらまた変わるかも。だって、その為の引越なんだから」という。

確かにそうだった。

それは、ここまで来たら試してみたいという気にさせられる。

しかし、ほんとにラスト1回。

そう思った。

 

医師に、「何か気になることはありますか?」と言われ、

「43歳、どう思いますか?」と聞いてみた。いつも違う男性医師だったからこそ、聞きやすい質問。

「データから言いますと、43歳で健康な赤ちゃんを産める可能性は非常に低いです。私はお勧めするとは言いません。この治療に費やす時間とお金を他の事に使うほうがあなたの為に良いかもしれません。」

と医師。

そうだよね。

現実問題、そこなんだよね。

妊娠したから良いわけではなく、加齢はどんどん進んでいる。リスクはどんどん高まっている。

時は停められない。

とぼとぼと帰りながら、いつもの神社に報告。

そこではよく白無垢のお嫁さんを見るが、この日は私服の新郎新婦が参列者もなく結婚式を行っていた。「新郎新婦は前へお進みください」と神主に言われてパッと見つめ合う二人は幸せそうだった。

私は今回の報告をしつつ、たった一人の参列者となれたのだ。 おめでとう。お幸せに。苦労せず赤ちゃんに恵まれますように。

不思議な事に雨雲の隙間から青空が見え、帰宅の地下鉄に乗り、地上に出たところで不思議な風景を見た。

光がさんさんと輝き、雨上がりのアスファルトがキラキラしている。曇っているのか晴れているのか、霧が立ちこめてそこに光が反射して見えている。天国を書いた宗教画のような世界。

神様がくれたプレゼントだと思った。

いろんな奇跡を神様がくれてる。

私にがんばれと言ってる。

帰って、ちょっと泣いたけど、与えられた人生。一日一日、しっかり生きてこう。

■本日のお会計 5980円

■今回の総計  525,380円

DAY28 ET10日後 もやもや


いよいよ明日が判定という朝。

起きると、なんとなく生理痛のような鈍痛ともやもや感。久々に体温測定すると36.44だ。低体温な私なので、まだ生理始まるほどではない。

あーあー…。

だめか。

がっかり、と共に、引越やらリフォームやらの金策に奔走しているダンナに対して、喜びのニュースを与えられない自分に嫌気がさした。

先日、姉にも、

「あんたも、諦める時を考えなきゃね。」と言われてしまった。

とっさに、「ダンナが続けたがってるから」と言ってしまったが、

果たしてそれは真実かどうか。

思えば大家族の中でワガママなど通用しない環境で育った。私の意見など誰も聞いてくれなかった。「私がいて親は迷惑じゃないのだろうか?」と考えている子供であった。

自然に、物事に執着しない事を処世術にしていた。

そんな私が唯一?執着しているのが子供なのだなぁ。

まつたかこ、紅白出ないんだ、、と思ったら妊娠ニュース。

おめでとう。まっつぁん。良かったね。

アナユキも良かったし、今年は最高にハッピーな一年だったんだね。

 

 

26 ET8日後 奈落の底


ETから8日後、次のチェック。

「いい数値」であったはずのホルモン値、がっくーんと落下していた。

E2:343→45。

はぁ…?

そんなことってアリ?

「エストラーナが剥がれてたとか付け忘れたという事は無いですか?」

と聞かれ、「ないです!」とキッパリ。

しかし、思えば2日前の貼り替えで、1枚を腕に付けていたのだが、もしかして剥がれてるかしら? 冬服だとなかなか腕を見ないので…

「まぁ、自然周期の移植だと、数値はアップダウンする事がありまして、100以上あったほうがいいんだけど、45=妊娠してないという事ではありませんよ。シール増やしときましょう。」

との事。

エストラーナが2枚から3枚に。

しかし、たった4日でそんなに変わってしまうなんて…。およよよ

何か他にも原因があるのかな?

ここ数日、仕事が忙しすぎて睡眠不足だったりご飯もバランス悪かったりしてたから…。

 

がっくりしながら帰宅し腕のシールを見ると、くるりんと丸まっていた。

あららら。

 

■本日のお会計     4,800

■今回の総計  519,400

 

 

 

 

DAY22 ET4日後


ETから4日後、最初のチェックの日。

採卵から丁度1週間。自然妊娠で言えば、そろそろ着床している頃だろうか…。

  • 体調の変化としては、移植後から便秘気味であった。が、ヨーグルト食べたら解消された。
  • 胸は平常と変わらずペタンコ。お腹の張りもない。
  • 2日前に膣に痛みを感じた。
  • 熱っぽい。測ると37.1度。
  • 移植後から全くお酒を飲みたくない。

かな。

これまでもこんな感じであったので、これといって期待も持っていないのだった。

この日は前回までもそうだったように、E2とPGNの計測のみ。この数値が低ければ薬を追加するのね。

採血後、待つこと1.5時間。看護師に呼ばれる。前回同様、医師の診察は無いようだ。

「いい数値ですよ」との事。

いい数値? hCGが出ていれば解りやすいが、E2とPGNの数値を見ても、それが良いのか悪いのかよく解らない。。

注射もなく、そのまま エストラーナ2枚/一日おき+プロゲステロン膣坐薬2回/朝晩 を継続と指示される。

夜になって、ふと看護師の言葉を思い出し、前回の凍結分割胚移植時(陰性)の最初の数値を見てみたら、

移植6日後で

E2:132 ,PGN:10.35

今回は移植4日後で

E2:343, PGN:25

と、段違いに上がっているのだ。

しかも薬の量は前回のほうが多い。

いやいや、そんな単純な比較で良いのか??

今回は採卵の為の投薬もあったから、その影響が出ているのかもしれないし、妊娠したから単純に上がるとか、そういのもよく解らない (><)

そこでジュン君を授かった時のもチェック。

この時は凍結胚盤胞、更に条件は違うのだけど、移植2日後で

E2:260.2, PGN:18.74

であった。DAY5の胚盤胞とDAY3の分割胚の差は2日だから、卵の成長段階は同等と思うが、それよりも多い数値……。

 

何故か「妊娠してたらどうしよ!?」と動揺するワタシがいる。

 

■本日のお会計     4,800

■今回の総計  514,600

 

 

 

 

DAY18 ET


DAY18

今回は最初から3日目の新鮮胚を移植してみようという計画であったので、移植するつもりで病院へ。

10:30 INN。

採血はなく、エコーへ通され、ひとまず安心。

エコーに通される、という事は、その後の卵が生きており、ETが出来る状態なのだ…と思う。両方成長してなきゃエコーも無駄だもんね?!

エコーでは、内膜9.x ミリ、どこそこに筋腫何ミリ、と言われる。

内膜は8ミリ以上有れば移植OKなのだが、私にしては薄い。

それから、待つわ待つわ…。ようやく医師に呼ばれたのは3時間後。

この病院は午前中採卵、午後移植のスケジュールを組んでいて、曜日毎に担当が決まっている。この医師の手際が悪いのか、人数が多かったのか…。

その医師とは、久々のN医師。

受付で指名されているのをよく耳にする、人気のある女医さんだが、私は信頼していない。

なぜなら、例の卵管嚢腫を卵胞と見間違えて、キャンセルした事があり、「非常に間違えやすいです!!」とキッパリ言い放ったことがあるから。間違えやすいのは仕方がない。ただの黒い●だもんね。でも何度も指摘されてる嚢腫なのだし、カルテ見てくれよ〜って感じ。医者は謝ったら負けなのだろう。決して謝らない。でも私、謝って欲しい。こっちは、その段階まで治療に通い、お金払ってるんだから、次回割引サービスとかしてほしいよ。

年々、病院や医師に対する不安感は募る。

 

そんなN医師と卵達の姿と対面。

1つは7分割G2とまずまずの良好胚。

1つは2分割G4…。この子は育たないんだろうね。一応培養を続けるとのこと。

そして、子宮内膜に筋腫が指摘されたと言っていた。

これがあると着床の妨げになるが、これまで言われていないし、向きによって見えただけだろうと言う。

さて、どうします? このまま胚盤胞に育ててみるか、凍結して子宮を整えて移植するか、今日移植するか?

今周期出会った医師達3名は、

「胚盤胞でここまでうまくいっていないのだから、新鮮胚を戻してみましょう」

と言っていたし、私もその方針に同意して来たのに、N医師はさらりと覆す。

2個の卵が良好胚で、筋腫の事がなければ、迷いはないのだが…。

数分悩んだが、決断した。

「やっちゃいます!」

もう私達には時間は無いのだ。もしも結果がダメでも、1回多く採卵出来たほうがいいに決まっている。

 

しばらく待っているとお部屋に通される。窓のない小さな個室。しばらく待っている間に、外国の暗殺者の映画を見る。こんな時にはこれくらいハードなやつのほうが気が紛れてよい。

処置室に呼ばれたのは14時を回っていた。

N医師はお喋りしながら移植をしてくれたので、さほど緊張もせずに事は終わった。

お会計をしてびっくり。ここにしては安い!!

そっか、凍結も解凍もアシステッドハッチングもしてないから安いんだなぁ。

良かった。

お薬は引き続きプロゲステロン膣坐薬を朝晩とエストラーナ2枚を2日に1回。

 

■本日のお会計    119,960

■今回の総計  509,800

 

 

 

 

整体と骨盤矯正


IVF前に行った骨盤矯正。

腰痛は消えないけれど、その直後は左右のバランスが真っ直ぐなのを実感できたし、見えなかった卵胞もクリアになっていた。

移植を前に再度訪れる。カイロならば、私はごろんと寝たまま、施術師さんがマッサージしたり、ポキポキやったり、されるがままなのですが、こちらの整体は、何度も立たせて変化を見たり、足に力を入れて反動力でバランスを調整するから、結構忙しい

調整後、電気で血流を良くする。

↑ これって電磁波どうなんだ!? と、思ったが、ひとまず忘れる事にした

前日仕事で殆ど寝ていなかった私は爆睡。起きて鏡を見てビックリ。自分のほっぺたがピンク色になっていた!!こんな色のほっぺた、見たことがない。暖まったんだなぁ。ちなみに移植前の現在、プロゲステロン膣坐薬を朝晩挿入。採卵の治療のためのフロモックスを朝昼晩飲んでいます。

膣坐薬は結構溶けやすく、どろっと出てきてしまうのでナプキンも着用しています。

 

夜はお風呂に浸かり、ここでも爆睡。zzz

今朝は体が暖かく、朝の散歩時に「今日あったかいね。」と言うと、ダンナが「そう!!?そこそこ寒いけど?」と答えました。

ぽかぽかな私。移植に向けがんばります♡

DAY16 受精確認


着付け教室に通い始めた。

以前も通っていたが全く上手に着られず、外出時は羽織でごまかす事が多い。

外出、といってもお正月くらいだけど。

手を後ろに回したりするので案外良い運動になる。先生も、リンパのストレッチになるから和装をする人はみんな肌が綺麗と言っていた。今後の私に期待したい。

受精確認の電話がなかなか来ず、教室に出かける時間となり、エレベーターに乗った時に電話が鳴る。

「○○病院の○○です。」という言葉が途切れ、どなたが電話してきたかが解らなかったが、

「2個採卵しまして、2個受精確認出来てます。良かったですね〜(^v^)」

の言葉に、「あっ、T先生ですか?」と聞く。

やっぱりそうだった。そんな事言ってくれるのは彼女くらい。優しいの。んで、私、この人の前だと涙もろくなるの。

ひとまず、おめでとう! ジュン君の後継者君。

次は2日後。どうなってるかな〜?